【飯塚市】スナック・キャバクラなどの風俗営業の実態とは?|筑豊で開業する元警察官の行政書士が解説

 前回の記事で、田川市内の風俗営業に関する内容を述べましたが、本記事では、飯塚市内では、風営法に基づく風俗営業許可の取得状況はどのようになっているのか解説します。

 結論から申し上げますと、飯塚市の方が田川市よりも取得率は高い傾向にあると思います。ただし、福岡県全体で見ると、まだ決して良いとは言えません。

 先程も述べたとおり、飯塚市内で営業されている店舗様は、他の筑豊エリアと比べると比較的風営許可を取得されています。

 この現状がどのような影響を及ぼすかと言いますと、無許可で営業している店舗が悪い意味で目立ってしまうようになります。それは、当たり前のように警察の耳にも入り、摘発されるリスクが高くなります。摘発されるという理由で、きちんと営業するのかと疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これまで無許可営業が常態化していた筑豊エリアにおいては、悲しいことですが、摘発されるリスクを実感しないと風営許可の許可を検討しない現実があります。しかし、私は、そのような動機でも全然構わないと思っております。摘発されないようにきちんとした形で営業すれば、風俗環境の浄化にも繋がります。全店舗が、きちんとした土俵に立った上で、営業、競争してほしいと願っています。

 飯塚市の歓楽街では、客引きも多く存在します。筑豊エリアは、警察の目が行き届いていないから大丈夫と思っているかもしれません。たしかに、これまでは、あまり取り締まりがないような印象があります。その結果、無許可営業が横行している現状があります。だからこそ、今回の風営法改正を受けて、取り締まりが強化されることも予想されます。今、この瞬間が本当に最後の決断の時期だと思います。これから、開業する店舗は、当たり前のように風俗営業許可を取得するでしょう。すると、自然と取得率が上がります。無許可営業の店舗が浮かび上がってくることは当然なのです。

 この記事をお読みになったスナックやキャバクラ・バーの営業者様で、まだ風俗営業許可を受けておらず、無許可で営業されている方は、一度、許可の取得をご検討ください。当事務所は、無料相談も承っております。風俗営業に関しては、自信がありますので、元警察官のもりやま行政書士事務所を信頼いただきたいと思います。

 テナントを貸している貸主様も、貸したテナントで無許可営業をされると様々なリスクがあります。詳細はこちらの記事をご覧ください

 今回の風営法改正を受け、歓楽街の流れが変わってきます。時代の流れに取り残されないためにも、健全な営業を目指していきましょう。