【あなたのお店は大丈夫!?】無許可営業から許可取得までの風営に関する流れを徹底解説
「許可が必要だと知らなかった」「グレーだと思っていた」。
風営法に関する相談の中で、無許可営業をしてしまっている方から、こうした声を聞くことは少なくありません。しかし、理由がどうであれ無許可営業は違法状態であり、放置すれば摘発や営業停止など、取り返しのつかない事態に発展する可能性があります。
本記事では、無許可営業に気づいた後、どのような流れで許可取得を目指すべきかを段階ごとに分かりやすく解説します。「今からどうすればいいのか分からない」という方こそ、ぜひ最後までご覧ください。
1 無許可営業に気づいたときに最初にやるべきこと
1-1 まず営業を止めるべきか?
無許可営業に気づいたとき、多くの方が最初に悩むのが、
「今すぐ営業を止めるべきなのか」という点です。
結論から言えば、違法状態を認識したまま営業を続けることは非常に危険です。
摘発は「長年やっている店」よりも、「違法状態が明確な店」を優先的に狙います。
とはいえ、いきなり閉店するかどうかは、
営業内容や許可区分によって判断が分かれます。
この段階で必要なのは、感情的な判断ではなく、正確な状況整理です。
1-2 自己判断が危険な理由
インターネットや知人の話を参考にして、
「うちは大丈夫そうだ」と判断する方は少なくありません。
しかし、風営法は営業の実態で判断されます。
- スタッフの立ち位置
- 接客の内容
- 店舗構造
これらを総合的に見て判断されるため、
自己判断で「セーフ」と思い込むことは、
無許可営業を長引かせる最大の原因になります。
2 自分の営業がどこに該当するかを整理する
2-1 風俗営業か、深夜営業か
次に行うべきは、
自分の店がどの営業区分に該当するのかを明確にすることです。
主に次のどれかに分類されます。
- 風俗営業許可が必要な営業
- 深夜酒類提供飲食店営業の届出で足りる営業
- そもそも営業内容を変更すべきケース
この判断を誤ると、
許可を取ったつもりでも、再び違法状態になる可能性があります。
2-2 実態で判断されるポイント
重要なのは、
「どう説明しているか」ではなく「どう見えるか」です。
- 接待と判断される行為がないか
- 特定の客への継続的な対応がないか
- コンセプトが接待性を強めていないか
警察は、店舗の説明よりも、現場の状況を重視します。
3 許可取得に向けた事前準備
3-1 店舗・設備・人の条件確認
許可取得の前には、
店舗が法律上の条件を満たしているかを確認します。
- 店舗の構造
- 照度や音量
- 従業員の要件
ここで問題が見つかるケースは少なくありません。
3-2 物件がネックになるケース
実は、
「物件のせいで許可が取れない」というケースも多くあります。
- 用途地域の問題
- 近隣施設との距離
- 建物の構造変更が必要
無許可営業のまま進めてしまうと、
後から大きな出費が発生することもあります。
4 申請・届出から許可までの流れ
4-1 警察署への相談と申請手続き
準備が整ったら、
管轄の警察署へ事前相談を行います。
その後、
- 必要書類の作成
- 図面の作成
- 申請・届出
といった流れで手続きを進めます。
4-2 許可が下りるまでに注意すべき点
申請後も、
勝手に営業内容を変えることはできません。
- 内装工事
- スタッフの配置
- 営業方法
許可が下りるまでの期間も、
慎重な対応が求められます。
5 無許可状態を繰り返さないために
5-1 営業内容変更時の落とし穴
許可を取った後でも、
営業内容を変えれば再び違法になる可能性があります。
- 店内の工事を行った
- 接客方法を変えた
- 営業時間を延ばした
これらはすべて再確認が必要です。
5-2 専門家と付き合うメリット
無許可営業から許可取得までの流れは、
一度きりで終わる話ではありません。
- 継続的な法令チェック
- トラブルの未然防止
- 安心して営業を続ける環境づくり
そのためにも、
早い段階で行政書士に相談することが、
最も安全で確実な選択と言えるでしょう。

